「なぜ中学受験をするの?」
と聞かれて、迷いもなく理由が説明できる人は案外少ないのかもしれない。
うちだって、コレ!という1つの理由だけで決めたわけではない。
色々な思いが入り混じって、ドロドロに溶けて、最後に
「中学受験してみるかー」という話になったのだ。
気持ちの整理のためにも
はなまる家の事情をブログに書いてみる事にします。
子供が小さかった頃は中学受験なんてまったく考えてませんでした。
うちは夫婦とも公立育ちで、旦那は苦労して学校を出た人で(学費働いて貯めてました)
当然のように子供の進路も
公立小 → 公立中 → 公立高校 → (出来たら)国公立大学
というコースを夫婦ともに思い描いていました。
「勉強は自分でするものだ。」
「どこででも自分にやる気さえあれば勉強できるはずだ。」
今でもその考えは変わっていません。
しかし。。
昔のことですが。
私の頃の公立中学は非常に荒れていました。
色んな事件もありましたし、いじめももちろん。
教師は見てみぬ振りです。
「やんちゃな(素行の悪い)子のほうがカワイイ」とのたまう女の先生が担任でした。
学校に来れなくなった友達もいました。
私も正直学校行きたくなかったです。
高校入学した時には、とてもほっとしました。
進学したのは公立高校で、それは成績で分けられていただけですが、居心地よく感じました。
中学には色んな人がいすぎだったのかもしれません。
そして今のポジの周りを見て思うこと。
ポジは天気の話に没頭したり宇宙の話を読んだりする。
受験決める前から算数は好きでよく解いていた。
1年生のとき地図帳(今思えば中学受験用かも)を毎日読んでクイズ出してました。
「日本一薬の消費量が多い都道府県はどこ?」とか
変わったことに興味ある子だな、と思ってました。
趣味で勉強してました。
そういう話を友達にもするポジですが
「ポジの言う事わかんねー」「何言ってるんだ。おい」
と言うように時々揶揄されてるように感じることも。
お友達とは決して仲が悪いわけではありません。
今でも毎日のように公園で遊んでいます。
でも
「こんな面白い本あるんだけど」「え?どんな本俺も読んでみるわ」
なんていう会話させてあげたいなーと思うのです。
ずっと前の話ですが灘高の紹介をTVで見ました。
学生のうちの一人が難問を学校に持ってきたら、皆が「どれ?」「おー!」「難しいなー」「やらせて」などと口々に言って、楽しそうに皆で競争するように解いていたのを思い出しました。
うちは難関校志望ではありませんが
こういう光景を見ると、ポジと同じ興味を持てる人間関係の中に入れてやりたい。
せめて思春期の間は。
と思うようになりました。
つづく
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